7月の熱中症による救急搬送者が千人超 高齢者が半数

2019年7月9日、総務省消防庁は同年7月1日~7日の1週間で、熱中症による救急搬送された人数が1,052人(速報値)と発表。初診時に、熱中症を起因とする死亡者は1人、3週間以上の入院加療が必要な重症判定を受けた人は17人いたことが確認されています。また、前年の同時期における熱中症による救急搬送人数は3,311人(確定値)で、今年はその3割強となっています。

高齢者は全体の半数

7月1日~7日までの世代別で見てみると【高齢者は49.5%、成人30.9%、乳幼児18.5%、新生児1.0%】となっています。2019年4月時点で気象庁が発表していた夏季予報では、平均気温はほぼ平年並みとなる可能性が高いとのことですが油断は禁物。

消防庁では、熱中症になった時の応急処置や対策などが載っているリーフレットを配布していますので、一読されることをお勧めします。

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