認知症男性から現金を盗みヘルパーが逮捕 計1000万盗む

2020年6月、岐阜市内に住む認知症の男性から現金を盗んだとして、35歳の訪問介護のヘルパーの男性が書類送検されました。

警察によりますと、書類送検されたヘルパーは、90代の認知症男性から現金3万円を盗んだ疑いが持たれています。防犯カメラの設置したのは、被害を疑った訪問介護事業所の関係者で、当時このヘルパーは訪問介護事業所の社長で4年ほど前から男性を担当していたということです。

ヘルパーの男は今年に入って出頭。事業会社側に対して、ヘルパーの窃盗行為を認め、書面に最低で1000万円を盗んだとし、男は「本人が見ていない時にポケットまたはリュックに入れて持ち帰った」と話しています。

被害に遭った男性は既に死亡しており、ヘルパーの代理人の弁護士は「調査が続いているため現時点では取材には応じられてない」などとしています。