2019年8月6日、総務省消防庁は同年7月29日～8月4日の1週間における熱中症による救急搬送者数が【1万8,347人（速報値）】と発表しました。初診時に熱中症を起因とする死亡者数は今回週だけで57人で、3週間以上の入院加療が必要と診断を受けた重症者は729人でした。また、前年の同時期における熱中症による救急搬送者数は1万2,477人（確定値）で、今回週はそれよりも5,870人多いことが分かりました。
熱中症患者は東京都が最も多い
今回発表された熱中症の値は、今年の分としては第14週目となります。熱中症による救急搬送状況（年齢区分比率）では、どの週も高齢者が半数以上占めており、今回週（7月29日～8月4日）は54.3％の高齢者が救急搬送搬送されています。
また、地域別で救急搬送者数を見ると、東京都が1,857人と最も多く、次いで愛知県が1,342人、埼玉県が1,307人、大阪府が1,210人と続いています。
今回週は北日本や東日本を中心に晴れ渡り、真夏日や猛暑日が観測されると予想されているため、引き続き、熱中症には注意が必要です。
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