特養入所の82歳女性が死亡 停電で冷房使えず 千葉

2019年9月12日朝、千葉県君津市の特別養護老人ホーム【夢の郷(定員80人)】に入所していた82歳の女性が搬送先の病院で死亡しました。女性は、熱中症の疑いが原因で死亡したということです。

停電により冷房が使用不可

県によりますと、死亡した82歳の女性は要介護5で、11日朝、車いすの上で顔色が悪く38.8℃の発熱があったため、施設が119番通報し、君津中央病院に搬送されました。その後、女性は熱中症の疑いによる脱水と肺塞栓症(エコノミー症候群)の診断を受けて治療していましたが、12日朝に死亡しました。女性は、台風が来る前日までは健康状態は良好だったということです。

施設は、台風の15号の影響で停電しており、冷房などが使えない状態でした。

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