高齢者におすすめのパソコンゲーム 3選

近年、パソコンゲームをやる高齢者が増えているのはご存知でしょうか?私が小さい時は『ゲームばっかりやっていたらバカになる』と両親や祖父母によく言われていたのですが、今では高齢者でもゲーム実況をするなど、ゲームを積極的にやる高齢者は多くいます。『じゃ、ゲームをやろうかな』と思ったものの、『どんなゲームがあるの?』、『ゲーム初心者でも出来るものはあるの?』という人もいると思います。そこで、ここではゲーム初心者の高齢者に向けておすすめのパソコンゲームを3つ紹介したいと思います。

将棋ゲーム

【イーフロンティア AI将棋 Version 19 Windows 10対応版】は、社団法人日本将棋連盟からアマチュア五段の認定を受けた将棋ソフトになっています。通常の将棋モード以外にも、獅子王将棋を指せる機能を搭載されており、先手が一度に2手まで指せる特別な王将”獅子王”と歩兵のみの変則将棋が楽しめます。後手は、先手から落とした駒を最大10枚まで持ち駒として持つよう設定できますが、それでも勝つのはかなり難しいため、頭の体操にもなります。
中には、『あまり上手くはないけど、将棋はやりたい』という方もいると思います。そういった方でも楽しめるように、レベルの設定ができるため、自分のレベルに合わせた設定を行うことで十分に楽しむことができます。
この将棋ソフトは、将棋初心者から上級者まで遊べるものになっていますので、将棋がやりたい人は持っていても損はないと思います。

補足として、将棋ゲームには紹介したソフトよりも安い価格はたくさんあります。ただ、安い価格のソフトですと、開発コストがかかっていない分、ゲーム自体に厚みがない傾向にあります。具体的に言うと【対戦相手が弱い・動きが遅い・グラフィックが悪い】などです。その中でも、価格が安いソフトで多いのが”動きが遅い”という評価です。

人と対局しているのならともかく、相手はCPU(コンピューター)です。この手の将棋ゲームをやる以上、自分の思考時間が長くても、CPUの番の際は瞬時に指してくれないと、かなりストレスが溜まります。その点、イーフロンティア AI将棋 Version 19は動きが遅いという評価はほぼないので、値段は少し高いですが安物買いをして残念な気持ちになって、新しく買うことになるよりかは最初に良いものを揃えた方が良いと思います。

● 動作環境
・対応OS:Windows7/8/8.1/10
・CPU:本製品を使用するOSが快適に動作するために必要なCPU
・メモリ:本製品を使用するOSが快適に動作するために必要なメモリに加え256MB以上を推奨 本製品を使用するOSが快適に動作するために必要なメモリ
・ハードディスク:500MB以上の空き容量
・モニタ:640×480ドット、High Color(16ビット、65,536色)以上

口コミ

● Aさん
・このソフトは将棋の定跡を覚えるのに最適だと思います。将棋の定跡本を棋譜ファイルにしておいて、このソフトで読み込ませて駒を動かして指し進めて行くと、間違えると分岐棋譜になるので”待った”をすれば元の棋譜に戻って続きを指し進めて正確に棋譜を進めて行く事ができます。途中で棋譜を進む・戻るボタンで確認できるので確認しつつ覚えていく事ができます。

● Bさん
・内容が豊富で様々な楽しみ方もあるので、将棋ソフトとしてはよくできています。また、いろいろな戦法が含まれているため、初心者にはよい勉強になります。

● Cさん
・最高クラスの棋力では他の商品にかないませんが、使い勝手がいいので私的には満足しています。棋譜解析はとてもいいと思います。ある程度は将棋の勉強にもなります。改良点としては、解析のスピードをもっと速くして欲しいですね。

こちらのゲームをプレイしている動画が、YouTubeで上げている方がいますので、購入前に一度観てみると良いと思います。

囲碁ゲーム

【天頂の囲碁7 Zen】は、本作の棋力は前作(七段)を超え、プロ棋士レベルの最高「九段」に到達したと謳われている思考エンジン・Zen(ゼン)が搭載されています。Zenの強さは”第1回ワールド碁チャンピオンシップ”で井山裕太六冠に勝利し、囲碁AIによる世界大会”第1回 世界電脳囲碁オープン戦”で優勝するなどの実績が証明されています。また、趙治勲名誉名人・万波奈穂三段が出演しており、人気プロ棋士2名との真剣勝負にも挑めるのも、この囲碁ソフトの魅力の1つでもあります。

ただ、価格は1万円前後と高めに設定されており、正直、囲碁ゲームで安いものなら2千円前後のものはあります。しかし、何にでも言えることですが、安いものにはそれなりの理由はあります。ゲームで言えば『処理が遅い・弱い・相手の手が単純・グラフィックが悪い』などといった欠点が安いゲームには多くあります。

その点、天頂の囲碁7 Zenは上記の説明通り、実績を積んだ思考エンジンが搭載されているため、そういった問題は少なく、ストレスなく囲碁を楽しめます。

● 動作環境 
・OS : Windows 10 / 8.1 / 8 / 7
※タブレットやスマートフォン等、PC以外には対応しておりません
・CPU : Intel Pentium4 相当以上(推奨 Core 2 Duo 相当以上)
・メモリ : 1GB以上搭載
・ストレージ : 200MB以上の空き容量
・インストール時にCD-ROMドライブが必要

口コミ

● Aさん
・わたしは素人の初段程度なのですが、九段に設定すると星目を置いても勝ったり負けたりです。どうもプログラムが学習するらしく、何連勝かすると、今度は急に勝てなくなります。ハマってしまいました。すごいです。いつ卒業できるのか分かりません。

ただ、使用する定石が限られており、しかも、一癖も二癖もある変化になってゆくのには参ります。まあ、やっていて飽きることはありませんね。自信はどんどんなくなっていきますけど。でも、これが囲碁なんですよね。浅いながらコツをいうと、絶対厳しい攻め合いはしないことですね。相手は絶対間違えませんから。これは貴重な経験なんですよね。だって、みなさん相手の間違えで勝ったご経験はよくあるでしょう。このソフトについては、そういうことは絶対起こりませんから。

● Bさん
・遂に9段到達ということで、購入しました。私の期待したAIとは程遠い棋力だと思います。終盤、全く手のないところへ打ってくるのは、失望するというか情けなくなります。ただ、アマ数段の実力はあると思います。級位者の方には、棋力向上にはちょうど良いでしょう!

● Cさん
・このソフトは、実戦の対局での序盤の失敗が何故?を見つけたり、ネットの講座などで疑問に持ったところを解決できる。具体的には、黒・白を人間で入力してから、囲碁6と囲碁7を交互に打たせると、納得できる。欠点は、レベルを低段にすると、時々、納得できないことがある。そこを訂正してから、続けていく。私のような級位者でも理解できる内容になり、大変、便利なツール。銀星17、18も持っているが、天頂Zanが一番役にたっている。

麻雀ゲーム

【AI麻雀 GOLD 4】は、イカサマを排しながらも強さと雀士の個性を両立したAI思考ルーチン『Green』を搭載されおり、2000円前後のお手頃価格で楽しめる麻雀ゲームになっています。今のご時世では、4人が集まって麻雀をするのは難しいと思いますが、この麻雀ゲームは時間や場所は問わず、自分のペースで麻雀がいつでもプレイすることができるので、麻雀好きの人にはおすすめです。動作環境は、下記の通りです。

● 動作環境
・OS:Windows 10/8.1/8/7
・メモリ:本製品を使用するOSが動作するために必要なメモリ
・HDD:30MB以上の空き容量(インストール時)
・光学ドライブ:CD-ROMドライブ

口コミ

● Aさん
・全くの初心者ですが、次の一手を教えてくれるので勉強になります。AIの打ち方が遅いとの評価もありますが、これぐらいのほうが人間相手のようで丁度良いです。windows10全然大丈夫です。windows7もOKでした。たまに詰んで無いのに勝ってしまう事もありますが、そこは値段なりと言う事で……。

● Bさん
・パソコン使用に飽きた時、気分転換に使用しています。初心者には十分楽しめる商品ではありますが、中級・上級者にはちょっと物足りないかな。 

● Cさん
・父が好きなのでプレゼントしました。75歳なので、ぼけ防止にもよいかと思い購入しました。結構楽しめているようで良い時間つぶしになっているようです。

こちらのゲームをプレイしている動画が、YouTubeで上げている方がいますので、購入前に一度観てみると良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここでは将棋・囲碁・麻雀の3つの王道ゲームを紹介させていただきました。ただ、王道だけにこれらのゲームソフトはさまざまあり、性能も全く異なります。その中でも、ここでは比較的性能が良いパソコンゲームを紹介しています。この手のゲームで多いのが、CPUの手が遅い・弱いなどです。本文でもお伝えしていますが、パソコンゲームでCPUの手が遅い、弱いは致命的です。遅いと待っている時間が勿体なくストレスを感じ、弱いとなると、自分が強くなってしまったら全く詰まらなくなります。そういった傾向にあるのが安いソフトです。ここで紹介したパソコンゲームは、価格は少し高めではありますが十分楽しめるものになっています。また、参考動画も載せておりますので、それらを基に購入の検討をしてみてください。