2019年10月16日、セガ・ロジスティクスサービスと損保ジャパン日本興亜は、高齢ドライバーによる交通事故の削減を目的に、運転に関する認知機能や運転技能を診断やトレーニングができる機能を備えた【運転シミュレーター】を共同開発しました。この運転シミュレーターの提供開始は、今年の12月からとのことです。
本日は「#ドライバーの日」。みなさん安全運転していますか??
セガはこれまで培ったドライブゲームの技術を応用し、交通安全教習の向上・優良ドライバーの育成を目的とした自動車教習所向けシミュレータを開発しています。こちらはドライビングシミュレーター「SLDS-3G」https://t.co/LCBsx28Lnl pic.twitter.com/ltxPwpQw5P
— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) October 18, 2019
※実施の実機とは多少異なります。
様々なシーンを体験し事故防止につなげる
セガ・ロジスティクスサービスの企業方針【高齢ドライバーによる事故を未然に防ぐための運転シミュレーターの開発、製造に取り組む】と、損保ジャパン日本興亜の【安心・安全・健康に資する最高品質のサービスを提供する】という経営理念が一致し、運転シミュレーターの共同開発が実現しました。
共同開発した運転シミュレーターは、運転結果を基に、危険予測や記憶力・判断力など運転に関する認知機能レベル、運転操作の正確性、反応速度など運転技術のレベルをチェックすることができます。さらに、チェックの結果を【運転脳年齢】、【運転技能分析】としてスコア化します。
運転シミュレーターの効果等は、シミュレーターを通して様々な運転シーンを繰り返し行うことで、記憶力や判断力・反応力などが養われます。また、シミュレーター上での事故のヒヤリハットのシーンを繰り返し体験することにより、実際の運転時の事故防止に対する意識が高まると期待されています。
今後の動きとしては、自動車教習所や自動車ディーラーなどに運転シミュレーター導入提案を行い、高齢ドライバーによる事故削減の実現を目指していくとのことです。