高齢者の運転卒業式が行われる 車のない生活へ 宮城

2019年10月11日、宮城県大崎市内で、運転免許証を返納した高齢者に運転卒業式が行われました。

宮城県内で返納人数は過去最多に

11日、運転免許証を自主返納した高齢者を称えようと、大崎市内にある体育館で【運転卒業式】が行われました。この卒業式は、鳴子警察署などが去年から始めており、今回は鳴子温泉地区と岩出山地区に住む68歳から92歳までの18人が参加しました。

県警によりますと、今年8月末時点で運転免許証を自主返納した人は4,853人で、去年と同時期と比べ1,000人以上多く、過去最多を大幅に更新するペースということです。

県警は「自分の運転に限界を感じたら、無理して運転するのではなく家族に相談し、地域の公共交通機関を利用してほしい」と呼びかけています。