インド南部アンドラプラデシュ州に住む73歳の女性が、双子の女の子の赤ちゃんを出産しました。出産した女性では、最高齢とみられています。
体外受精を経て出産
出産した女性は、農業を営むマンガヤマ・ヤラマティさん(73)です。ヤラマティさんは80歳になる夫と1962年に結婚。しかし、子宝には恵まれず、何度も不妊治療にチャレンジし何人もの医師と出会い、今回手術を行った医師と昨年に出会い、出産に至ったということです。
今月5日に女性は、高齢に配慮した帝王切開によって出産。切開手術を担当した医師は「母子ともに合併症もなく健康」と話しています。赤ちゃんへの授乳については、母乳バンクで調達したものを使うとのことです。
子どもがいないことで汚名を着せられた過去
ヤラマティさんは、子どもがいないことで村などで汚名を着せられ、「子なし婦人」と呼ばれたり、近所の集まりに入れてもらえないことが度々あったということです。
ヤラマティさんは、今回の出産で「これまでの人生でなかったような自信にあふれている」と語っています。