7月23日、今年上半期(1~6月)に栃木県の75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故が9件に上り、全国最多だったことが分かりました。
緊張感が欠けた運転が一因
栃木県警交通企画課によりますと、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は2014年以降、4~6件で推移し、今年は前年同期比より4件多い9件でした。そのうち、正面衝突と単独事故がそれぞれ3件で、全体の3分の2を占めました。
これらについて同課は「慣れによる緊張感の欠如が正面衝突事故などを招いている」と分析し、正面衝突事故を防止する活動などを強化するとしています。