2019年6月8日、都内の警察署で運転免許証を返納した高齢者を集めて卒業式が行われました。
◇ 池袋暴走事故から返納者が急増
毎年、東京都大田区の田園調布警察署では、前年度に運転免許証を自主返納した高齢者を集めて卒業式を行っており、今年は71歳から85歳までの男女30人が出席しました。
卒業式では、運転を卒業した高齢者一人ひとりに卒業証書が手渡され、警察署長から長年、安全運転を続けたことへの感謝の言葉が送られました。
東京・池袋で起きた暴走事故後、運転免許証の自主返納者が急増しており、警視庁は、運転に自信がない人や家族の中に運転が心配な人がいたら運転免許証の返納を検討してほしいと呼びかけています。