米国のUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)で開催された「TechCrunch Sessions: Robotics + AI」で、本物そっくりのロボット犬が展示されていました。そのロボットの名前は「Tombot」。Tombotは、見かけや動きなど本物の犬のように振る舞うことから、認知症高齢者の癒しとして期待されています。
◇ 触れ合うことでBPSDが和らぐ
Tombotは、見た目や頭の動かし方といった振る舞いは、本物の犬そっくり。もちろん、吠えることだってあります。ちなみに、バッテリーに関しては、丸一日持つということです。
このロボット犬を開発した同社によりますと、ぬいぐるみや人形などへの愛着は、認知症の周辺症状でもあるBPSDが和らぐと説明。そういったことから、TombotはBPSD症状の緩和に期待されています。(個人差はあります)
Tombotの値段については、Kichstarterのアーリーバードでの値段は299ドル、日本円でおよそ3万4千円程度。他にも、ロボット犬だとソニーのAiboもありますが、希望小売価格だとおよそ20万円。価格帯的にも、Tombotはお手頃価格です。