長野・松本市の病院でインフル集団感染 50人超

長野県松本市にある「松本協立病院」で入院患者や病院職員など50人以上がインフルエンザに集団感染し、このうち80代の入院患者2人が死亡していたことが分かりました。

◇ 入院患者19人、職員35人が感染

集団感染があったのは、長野県松本市にある「松本協立病院」です。病院は、1月11日から28日までに入院患者19人と病院職員35人が感染し、いずれもA型インフルエンザだったことが分かりました。このうち80代の入院患者2人が亡くなりました。感染経路については、複数あるとみられており、病棟5つあるうちの4つの病棟で院内感染が確認されています。

予防接種については、アレルギーがある人などを除く人以外は、ほぼ全員が先月末までに受けていました。病院側の対応としては、一部の病棟での入院患者の新規受け入れを停止するなどの対応を行い、現在は収束に向かっているということです。