死亡事故 年4千人超 高齢者の冬の入浴は危険 

消費者庁は「いい風呂の日」と呼ばれる11月26日を前に、高齢者に向けて冬の入浴は注意するよう呼びかけています。

◇ 浴槽での死亡事故が交通事故よりも多い

2016年のデータにはなりますが、65歳以上の高齢者が意識を失い溺れるなどして、浴槽の中で死亡した人が全国で「4,821人」にも上り、同年の交通事故により死亡した65歳以上の高齢者「3,061人」より大きく上回っています。

◇ ヒートショックなどが原因

消費者庁消費者安全課は、入浴をする際に以下のような点を呼びかけています。

・脱衣所と浴室の室温を暖かくする
・お湯の温度を41度以下にする
・お湯に入る時間を10分までにする
・浴槽から急に立ち上がらない
・飲食後、飲酒後は入浴は避ける
・精神安定剤などの服薬後の入浴は避ける。

当サイトでも、先日「
冬の事故、ヒートショックの原因と対策とは
」でもヒートショックに関する記事を書いています。その中で、ヒートショックを防止するアイテムも紹介していますので、入浴時の事故防止に役立てていただけたらと思います。