【沖縄】初の超高齢社会 これで全都道府県が超高齢社会に

2018年3月に、沖縄県の総人口に対して65歳以上の割合(高齢化率)が21.1%となり、これで全都道府県が超高齢社会になったことが分かりました。

◇ 現在の全国の高齢化率は27.7%

わが国の高齢化率は27.7%ですが、全ての都道府県ということではありませんでした。しかし今回「沖縄県高齢者福祉介護課」が、沖縄県推計人口と厚生労働省の介護保険事業状況報告から最新の高齢化率を算出した結果、沖縄県の高齢化率が「21.1%」ということが分かりました。

また、沖縄県の高齢化率は全国より低水準でしたが、「0~14歳の人口減」や「15~64歳の生産年齢の人口減」などの原因により、今後ますます高齢化率は上昇すると見込まれています。

◇ 2025年までに高齢者人口が36万人まで増加

沖縄県内の高齢者人口は、2018年3月末時点で「30万5,984人」。2025年には、高齢者人口が「36万人」まで増加すると見込まれています。これは、沖縄県の人口の4人に1人が高齢者ということになります。

こういった少子高齢化に歯止めをかけるためにも、沖縄県独自の対策が求められることになるでしょう。