老老介護の割合が6割 国民生活基礎調査 厚労省

2020年7月17日、厚生労働省は2019年の国民生活基礎調査で、老老介護の割合が過去最高になったことを発表しました。

要介護者と同居する主な介護者との組み合わせを年齢別に分類したところ、65歳以上同士が過去最高の59.7%。そのうち、75歳以上同士の割合も33.1%とこれまでで最も高くなり、同省は高齢化を背景とした【老老介護】が進む実態が浮き彫りになったとみています。

この調査は毎年行われ、19年は3年ごとの大規模調査に当たり、同年6~7月に介護分野のほか所得や健康意識などを聞き取りをしています。介護分野の調査では、要介護者と要支援者7,396人を対象に実施し、うち6295人分を集計したものです。

ネットの反応

・平均寿命が伸びることは決して喜ばしいことではないと思う。むしろ、健康寿命が大事。
・国が現役世代は働け、子育てしろって言ってるんだから、誰が介護するのかって、そりゃ元気な高齢者になるよね。働きながら介護なんて、到底無理な話です。子育てもそうですが、介護だってそんな生優しいものではありません。
・そろそろ日本も安楽死を真剣に考えて欲しい。私も今は40代だがあと20年、30年と生きたとして人に迷惑をかけてないか?といわれたら難しいと思う。
・ますます増えるでしょうね。それより問題なのは、次の世代に独身や、子供のいない家庭が多いって事。次の世代が介護を必要としたら誰が見るんですか?
・平均寿命が伸びすぎ。健康寿命が延びるのはいいけど医療の発達で何でもかんでも助けるのは如何かと思います。自分の身の回りのことを自分でできない人は自然に任せる制度を制定してほしい。
・子供がいないかひとり、年金過小、資産なしなど条件によって介護は悲劇。元気なうちに安楽死したい条件を決められるようになれば、長生きリスクや不安から解放される。当然人に強制するものではない。
・若い人に介護させてはダメ。もっと生産性の高い仕事してもらわないと国が沈んでしまう。
・古代ローマでは、自分で自分の事ができないようになったら、自ら食を断って死を選んだそうだ。
・コロナはこの歪んだ少子高齢化を正常化させるために出てきたようにも思えてしまう。高齢者が亡くなりやすいのは自然の沙汰だと思う。大昔なら感染症が流行ってもこんな事にはなっておらず、スウェーデンみたいな形に落ち着いていたと思うし、それが本来は自然だと思う。