老人ホームで入居者の男が職員を刺し逮捕 熊本・合志

2019年9月29日午前、熊本県合志市の有料老人ホーム【むべの里】で、施設管理者の女性職員を包丁で刺しケガをさせたとして、殺人未遂の容疑で入居者の86歳の男が現行犯逮捕されました。

男は施設とのトラブルで警察に相談していた

殺人未遂の容疑で現行犯逮捕されたのは、澤村健一容疑者(86)です。澤村容疑者は、29日午前11時半ごろ、有料老人ホーム【むべの里】で、施設管理者の女性職員(59)の背中を刃渡り15センチほどの包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。刺された女性は、病院に搬送されましたが命に別状はないということです。

警察の取り調べに対し、澤村容疑者は「刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。警察によりますと、先月に澤村容疑者は、警察に施設との契約等を巡る金銭トラブルなどで相談していたということです。

警察は、澤村容疑者が施設に何らかの不満を持ち、犯行に及んだ可能性があるとして、詳しい動機などを調べています。

事件起きた有料老人ホーム

熊本県合志市豊岡1900-6:有料老人ホーム【むべの里】