プロ野球元オリックスの奥浪鏡容疑者 200万円を騙し取って逮捕

2019年5月30日、兵庫県警は、警察官を装い高齢者からキャッシュカードと現金約200万円をだまし取ったなどとして、詐欺と窃盗の疑いでプロ野球オリックスの元選手で無職の「奥浪 鏡」容疑者(23)を逮捕しました。

◇ カード2枚と現金約200万円をだまし取る

昨年7月10日、奥浪容疑者は兵庫県尼崎市に住む80歳の高齢男性宅に、警察官を装い「キャッシュカードが犯罪に関連している」などの嘘の電話をかけ、男性からキャッシュカード2枚をだまし取り、現金約200万円を不正に引き出した疑いが持たれています。

県警によりますと、奥浪容疑者は、詐欺グループの指示薬だった可能性があるとして、共犯者や余罪を調べています。

※ 奥浪容疑者は、平成26年にオリックスに入団。免停中に接触事故を起こし、29年に球団から契約解除。また、今月3月には少女にわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕されています。