江東区「アポ電」強盗と同じ指示役の下で詐欺か 愛知

高齢者からキャッシュカードをだまし取り、逮捕・起訴された男が、東京都江東区で起きた「アポ電」強盗殺人事件で起訴された男と、同じ指示役の下でニセ電話をしていたことが分かりました。

◇ 江東区「アポ電」の指示役の下で詐欺

愛知県知多市の土木作業員「大岩 傑」被告(23)は、去年9月、警察官を名乗り愛知県常滑市に住む85歳の高齢男性からキャッシュカードをだまし取り、およそ195万円を不正に引き出したとして、詐欺と窃盗の罪で起訴されています。

捜査関係者によりますと、今年2月に東京都江東区のマンションの一室で、80歳女性が殺害された「アポ電」強盗殺人事件で起訴された須江拓貴被告について、大岩被告は「同じ指示役の下でニセ電話の詐欺をしていた」などと供述していることが分かりました。

大岩被告は、須江被告とは面識はなく、警察は、2人の繋がりについて慎重に調べるとともに、共通の指示役の下で、愛知県内でのニセ電話詐欺に関与していた可能性があるとみて全容解明を進めています。

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