池袋事故:87歳の高齢男性 右足を痛めながら運転か

東京・池袋で87歳の男性が運転する車が暴走し、歩行者を次々とはね、母親と3歳の娘が死亡した事故で、運転していた男性は足を痛めて通院中だったことが分かりました。

◇ 右足を引きずって歩いていた

19日午後、豊島区南池袋で旧通産省工業技術院の「飯塚 幸三」元院長の運転する車が交差点を横断していた歩行者らを次々とはね、「松永 真菜」さん(31)と娘「莉子」ちゃん(3)が死亡し、他8人が重軽傷を負いました。

警視庁によりますと、飯塚元院長は事故を起こす前、足を痛めて通院中だったことが分かりました。近所に住む人からによると、飯塚元院長は去年に転倒して以来、右足を引きずって歩いていたということです。