【岡山県】96歳高齢女性の遺体遺棄 84歳男逮捕

2019年4月4日、岡山県美作市に住む96歳の高齢女性の遺体をビニールシートを被せ路上に遺棄したとして、死体遺棄容疑で84歳の男を逮捕しました。男は、容疑を否認しています。

◇ 体の一部に外傷、衣服に目立った乱れなし

逮捕されたのは、岡山県美作市小房、職業農業の「小林 幸夫」容疑者(84)です。

県警によりますと、遺体で見つかった女性は家族と5人暮らしで、3日朝、自宅近くを散歩する様子を家族は確認していましたが、その後行方不明になり、同日の深夜に家族が110番通報しました。そして、4日午前11時ごろに、捜索をしていた地元住民がシートが被せられた女性の遺体を発見したということです。

県警は、聞き込みなどから小林容疑者を割り出し、死体遺棄容疑で逮捕しました。小林容疑者は、妻と2人暮らしをしており、4日に地元住民と捜索に参加していたということです。警察の取り調べに対して、小林容疑者は「女性が病気で倒れたと思い、シートをかけた」と供述し、容疑を否認しています。

県警は、殺人容疑も視野に入れ、捜査を進めています。