堺市:高齢男性から2500万円詐取 指示役の男逮捕

昨年9月、大阪府に住む80代の高齢男性宅に長男を装い嘘の電話をかけ、現金合わせて2,500万円をだまし取ったとして、19年3月25日に住所不定、無職の「長沼 宏和」容疑者(31)を詐欺容疑で逮捕しました。

◇ 長沼容疑者はグループの指示役

昨年9月9日から同14日までの間に、長沼容疑者は、現在詐欺罪で公判中の「石田 将大」被告(29)ら数人と共謀し、大阪府堺市に住む80代の高齢男性宅に長男を装い「お金を使い込んだことが会社にバレた。1千万円かしてくれへんかな」「あと、200万円いるねん」などと嘘の電話をかけ、3回にわたり現金合わせて2,500万円をだまし取ったとされています。

長沼容疑者は、特殊詐欺グループの中で石田被告らの「指示役」とみられており、埼玉県八潮市の関係先のマンションで身柄を確保しました。警察は、他に余罪があるとみて調べを進めています。