東京都調布市に住む70代の高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、日本大学の学生を詐欺容疑で逮捕しました。
◇ 誓約書の指紋が逮捕の決め手となった
詐欺容疑で逮捕されたのは、日本大学3年生「井村 優太」容疑者(20)です。井村容疑者は、先月、仲間と共謀し東京都調布市に住む70代の女性宅に「東京オリンピックに向けて犯罪が増える恐れがあるため、被害防止機能付きのカードと交換しましょう」などとウソの電話を掛け、キャッシュカード3枚だまし取った疑いが持たれています。その後、女性の口座から現金150万円が引き出されていました。
警察によりますと、女性は銀行員を装って自宅に来た井村容疑者が本人確認証を持っていないことを不審に思い、誓約書を書かせていました。その誓約書の紙に残った指紋が逮捕の決め手になったということです。