【山形】高齢夫婦殺人事件 長男「仕事休む」と偽装か

2019年3月2日に山形県朝日町の住宅で高齢夫婦が殺害された事件で、逮捕された長男が事件発覚前に夫婦の勤務先に、仕事を休むことを伝えていたことが分かりました。

◇ 電話で「病院に行く」と伝える

山形県朝日町の自宅の寝室で「柴田 節男」さん(72)と幸子さん(68)が殺害された事件で、長男の「柴田 広幸」容疑者(45)が3月未明に殺人の容疑で逮捕されました。

警察によりますと、柴田容疑者は、先月28日朝3時ごろに殺害された夫婦が働く新聞販売店に「親父が倒れて病院に行っているから仕事を休ませてほしい」などと電話し、その後夫婦は仕事に来なかったということです。警察は、事件の経緯を調べるとともに、母親の幸子さんが死亡した関連についても捜査を行っています。

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