【江東区】生活保護者から現金詐取 元職員詐欺で逮捕

2016年11月から約半年間、東京都江東区に住む60代の男性の生活保護受給者に現金160万円をだまし取ったとして、江東区役所の生活保護担当の職員だった43歳の男が逮捕されました。

◇ 遊ぶ金が欲しかった

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、江東区役所の元職員「林 大祐」容疑者(43)です。林容疑者は、2016年11月から約半年間の間、東京都江東区に住む生活保護受給者の60代の男性2人に対して「生活保護費を返してもらう必要がある」などと嘘を言い、現金160万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、林容疑者は、江東区福祉事務所で生活保護受給者のケースワーカーをしており、立場を悪用したとみられています。林容疑者が、後任の担当者に男性2人についての引継ぎがなかったため区が不審に思い調査をしたところ、不正が発覚しました。

警察の取り調べに対して、林容疑者は「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めています。