【長野】老人ホーム「杏寿荘」でインフル集団感染

長野県千曲市倉科の特別養護老人ホーム「杏寿荘」でインフルエンザに感染した入所者の93歳女性が、27日に死亡していたことが分かりました。また、30日まで入所者と職員合わせて15人がインフルエンザに感染していたが分かっています。

◇ 26日に発熱しA型と診断

インフルエンザの集団感染があった施設は、長野県千曲市倉科の特別養護老人ホーム「杏寿荘」です。この特別養護老人ホームでは、30日現在まで入所者12人と施設職員3人がインフルエンザに感染していたことが分かっています。

亡くなった93歳女性については、26日にインフルエンザA型と診断され、治療薬を飲んでいましたが、翌27日に死亡しました。この女性は、心不全と大動脈弁狭窄(きょうさく)症を患っており、インフルエンザの感染も直接の死因になったということです。