2019年1月28日までに、埼玉県警浦和西署は、妻を刃物で殺害しようとした83歳夫を殺人未遂の容疑で逮捕しました。
◇ 文句を言われ頭にきた
殺人未遂の容疑で逮捕されたのは、埼玉県さいたま市桜区西堀の「島崎 重次郎」容疑者(83)です。同署によりますと、島崎容疑者は、1月27日午後10時ごろ、自宅で妻の和子さん(83)を刃物で切り付けるなどして殺そうとした疑いが持たれています。
近くの住民を通じて「妻を切ってしまった」と110番通報し、自宅近くの路上にいた島崎容疑者を確保しました。島崎容疑者は、取り調べに対して、島崎容疑者が姉の介護をしていたことに「妻から文句を言われ頭にきた」と供述し、容疑を認めています。
和子さんは、1階の寝室で倒れ、首や上半身に複数の刺し傷や切り傷があり、病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。同署は、殺人未遂容疑を殺人容疑に切り替え、事件の経緯などを詳しく調べていく方針です。