【町田】60代の同居人刺す 72歳男を殺人容疑で逮捕

2018年12月30日午後9時40分ごろ、東京都町田市南成瀬のアパートで、60代男性が同居する72歳の男に包丁で刺される事件が発生。警視庁は、同居する72歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。

◇ 包丁で首や胸を刺される

30日午後9時40分ごろ、「隣の部屋の住人同士が、男性を刃物で刺した」と110番通報があり、駆けつけた警察官は、この部屋に住む60代くらいの男性が首や胸を包丁で刺され倒れているのを発見。病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

警察は、現場を歩いて立ち去った同居人の「新田 康二」容疑者(72)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。新田容疑者は、現場1キロほど離れたJR成瀬駅の改札前にいるところ見つけ、事件に関して話を聞いたところ、男性を刺したことを認めたということです。

新田容疑者は、死亡した男性を含めた4人で同居していましたが「酒を飲んでいたことを注意され、腹が立って刺した」などと供述しているということです。部屋では、飲酒をしてはいけないルールがあり、新田容疑者は当時、ビールなどを飲んでいたということです。また、4人とも生活保護受給者で、事件が起きた部屋はNPOが手配していたということです。

警察は、容疑を殺人に切り替えて詳しい状況を調べています。