【介護に疲れた】集合住宅で70歳高齢夫婦の遺体発見

2018年11月4日午後11時ごろ、大阪府高槻市牧田町の集合住宅の一室で、70代の高齢者夫婦が死亡するという事件が発生しました。現場には、「介護に疲れた」と記された遺書のようなものが見つかったということです。

◇ 妻の死亡後に、夫が自殺した可能性あり

4日午後11時ごろ、高齢者用の非常ボタンが押されたため警備員が駆けつけたところ、住人とみられる70歳女性が、和室の布団の上でパジャマ姿で倒れているのを発見。また風呂場には、女性の夫(75)が首をつっているところが確認された。

居間のテーブルには「介護に疲れた。迷惑をかけます」や「もっと早く入院させてあげたらよかった」といった病気の妻を気遣う内容の遺書が残されていた。

高槻署によると、妻は衰弱死した疑いがあり、死亡した後に夫が自殺したとみて、詳しく調べていく方針です。