妻を助け濁流に飲まれる 81歳男性が死亡 熊本・人吉市

熊本県人吉市では19人が死亡しましたが、氾濫した球磨川の濁流にのまれて亡くなった81歳の男性の妻(77)が当時の状況を語りました。

井上節子さん:「お父さんが心配で助けようとして、私はロープ投げて下さったからそれに掴まって!!」

2020年7月4日朝、井上三郎さんは、球磨川の氾濫に気付いて妻の節子さんと避難するため、自宅を出ました。しかし、水は胸の高さに達していて流れも早く、身動きが取れないため、向かいに住む男性に救助を求めました。

渡されたロープを井上さんが節子さんに巻き付け、節子さんは救助されました。次に井上さんがロープをつかみましたが、濁流にのまれて流されました。遺体は300メートル先で見つかったということです。

井上節子さん:「優しい人でした。私といつも毎日歩きに行ってました。」
※引用:テレ朝news

ネットの反応

・こんなに辛いことある?優しいなんてさ、一番助かって欲しい人じゃない。
・すごくいい旦那さん…こんな人にならないとな。一人の女性を一生愛愛せる自信と大切にできる自信を持たないとな…ご冥福をお祈りします。
・節子さんはもちろん、向かいの助けてくれた男性もかなり心にくるものがあるな、、、。
・さっさとコロナなくなれよ。少しでも手助けしに行きたいよ。
・漢だな。なんて勇敢な最期なんだ…。
・後期高齢者になっても尚、愛する妻を守れるのは最高の夫として他に形容できる言葉が見当たらないですね。御冥福をお祈り致します。
・こんなカッコイイ漢になりたいね。
・これはつらい・・・😢勇敢なご主人さん。ご冥福をお祈りします。
・ダムに反対した人はこのニュースを見てどう思うのか?
・この夫婦には言葉ではあらわせないような愛があったのだろう