2019年6月4日、福岡県福岡市早良区の市道交差点付近で、当時81歳男が運転する車が暴走して車5台と通行人1人に衝突・接触して男女10人が死傷した事故で、福岡県警は10月29日、81歳の男を自動車運転処罰法違反（過失運転致死傷）の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検したことを発表しました。
【#自動車事故】福岡市早良区 車が猛スピードで逆走し衝突 二人死亡(19/6/5)【吟遊詩人の戯言 #ginyu】
昨日の福岡の暴走事故
ドラレコ動画出てきたけど，とんでもないスピードで交差点に突入している100 … https://t.co/jZ2Y43l0nJ pic.twitter.com/qyMXpKAwt8
— くまさん＠オリオン腕付近 (@gurizuri0505) June 4, 2019
最高時速が約135キロに達していた
県警によりますと、6月4日夜、男の車は福岡市早良区百道2丁目の市道交差点から約610メートル手前で、同じ進行方向の乗用車に時速約75キロで追突。さらに、その約450メートル先で対向車の軽乗用車に時速約135キロで衝突しました。その後、交差点の手前でタクシーと、交差点内にいた乗用車と時速約125キロで衝突。そして、もう1台の乗用車と歩道にいた男性を巻き込みました。事故が起きた付近の制限速度は50キロでした。
この事故で、運転手の81歳男は出血性ショックで死亡し、同乗の妻（当時76歳）も胸を強く打ち死亡しました。衝突された車に乗っていた計7人と通行人1人が重軽傷を負いました。
県警は防犯カメラなどの解析で、男の車は最初の事故の約100メートル手前で、2つの車線を跨ぐように走行。県警はこの時点で男に何らかの異変が起きた可能性があるとみていましたが、事故原因の解明には至らなかったということです。
