高齢者の新たな足、シニアカー 危険走行が相次ぐ

近年、相次ぐ高齢ドライバーによる重大事故を受け、車に代わる生活の足としてシニアカーが注目されています。しかし、車の代わりとなるシニアカーですが、今、その乗り方に危惧する声も上がっています。

シニアカーは歩行者扱い

これらの動画では、車道レーンから右折するのか、戸惑っているのかは動画だけでは判断できませんが、とても危険な状況なのは分かります。

現在、シニアカーは、道路交通法上では歩行者と同じ扱いをされています(免許必要なし)。そのため、シニアカーは歩道を走行するのが一般的です。また、シニアカーは6km/h までと定められており、成人が早歩きをする程度の速さとなっています。

※シニアカーとセニアカーの呼び方の違いについては、スズキが「セニアカー」と商標登録しているためです。