【注意】新型コロナに便乗した詐欺が横行 手口を紹介

現在、新型コロナウィルスの蔓延に伴い【マスクを格安で販売する】や【助成金が出る】などといった便乗詐欺が全国で横行しています。今後、特殊詐欺のような手口で不安を煽った電話やメール、訪問などで高齢者等がターゲットになる可能性があるので注意が必要です。

手口① マスクを安く販売する

今月5日、北海道釧路市の男性の携帯電話に「マスクを50枚入り600円で販売する」というメールがありました。男性はメールの内容を信用し、クレジットカードの情報を入力。入力後、カードが不正に使用され被害額は約16万円、マスクも送られてきませんでした。

他にも、2月に山陽地方に住む女性のスマートフォンに「マスクを無料で送付します」などといったメッセージとともにURLが記載されたメールが届きました。女性は不審に思いアクセスはしませんでしたが、こうした内容のメール、いわゆる【フィッシング詐欺】が横行しているということです。

手口② 助成金が出る

今月7日、都内に住む男性宅に労働局の職員を名乗る男が「助成金が出る」「マスクも送る」などと話し、男性をATMに誘導したということです。労働局によりますと「ATMに誘導し、操作させるようなことは絶対ない」と話しています。

手口③ 金の相場が上がる

九州地方に住む80代男性宅に、金融関連の業者を名乗る男が訪れ「新型コロナウィルスの影響で金の相場が上がる」などと説明し、金を買うよう勧誘するといった事案がありました。

手口④ 下水管にウィルスが付着

今月4日正午ごろ、大阪府門真市内の女性宅に水道会社を名乗る男から電話があり「ウィルスを除去するのに約10万円かかります」などと現金を要求。女性は不審に思い断ると「住所はどこや」と乱暴な口調になり、電話を切られたということです。翌日、同市内の別の家にも同様の電話がかかっていました。

他にも、群馬県高崎市では「コロナウィルスが水道管についているので、除菌にはお金がかかる」などと嘘の内容で信じ込ませ、費用として20万円を要求させるケースもあったということです。

国民生活センターなどによりますと、保健所職員などを名乗り「感染対策の話をした後に家族構成を聞いてきたり」「○○にコロナウィルスが含まれているので現地調査をしたい。住所を教えて欲しい」「検査費用を肩代わりする」などといった個人情報を聞き出そうとしたりするケースが増えているということです。

ネットの反応

・ウイルスよりも人間の方が恐ろしいな。
・こんなうまい話があるわけないんだよなあ。
・メルカリじゃあなくて、Amazonで送料を上げて逃れてる転売屋がいる。
・とりあえずsnsなどのこうゆう書き込みに対しての制裁が欲しいよね。
・新型コロナウイルスに過敏になりすぎでしょ。インフルエンザの方が遥かに死者も多いし感染率も高いよ。
・結局、政府やWHOも信用されてないからこんな稚拙な嘘に騙されるんですよね。
・何故騙されるのか。子供でも信じないだろ・・・。