2019年12月15日、岡山市にある老人ホームで、施設利用者の96歳の女性に車いすをぶつけてケガをさせたとして、介護士の33歳女が傷害の疑いで逮捕されました。
骨にまで達するケガ
障害の疑いで逮捕されたのは、岡山市南区妹尾の介護士、林田沙織容疑者(33)です。15日午前5時50分頃、林田容疑者は岡山市中区海吉にある【特別養護老人ホーム 富山荘】でベッドに座っていた施設利用者の96歳の女性に車いすをぶつけてケガをさせた疑いが持たれています。
暴行にあった女性の左ひざには約12センチの切り傷があり、傷は骨にまで達していたということです。女性が救急搬送された病院から「ケガをしている高齢の女性が老人ホームから救急搬送された」と110番通報があり、警察が職員の勤務状況などから女性を特定し逮捕に至りました。
警察によりますと、女性は重度の認知症があり、林田容疑者は「度重なるナースコールや理不尽な言動に腹が立った」と容疑を認めています。
老人ホームを運営する社会福祉法人の事務局長は「あってはならないようなこと。運営する全施設で再発防止に努めていく」とコメントしています。
ネットでの反応
・こういうところにこそ、ロボットのようないくら理不尽なことをされても耐えられる仕組みが早く開発されるといいと思います。
・私もグーでぶん殴ってやりたいと思った事は数知れずあります。でも、やったら終わりなのでその人には近寄りません。自分の人生をかける価値はない。
・96歳で重度の認知症とはね。暴言や徘徊も大変だったのだろう。ただ、やってしまってはいけない。
・利用者がやられるとこんなニュースになってしまうのか。介護職は利用者から暴力、暴言なんて日常的にやられるというのに。
・あーあっ。またモンスターに健常者が壊されたよ。この人も真面目な人だったんだろうね。介護士に未来はないよ。
・全て人員に余裕が無いのが原因。夜勤1対20とか別に普通みたいね。殆ど認知症の垂れ流しでも。考えられないけどね。
事件があった施設
岡山県岡山市中区海吉【特別養護老人ホーム 富山荘】