高齢者に【ヒートテック】はダメ? 水分が奪われ乾燥肌に

季節は冬に入り、暖かい格好をして冬を乗り切る人がほとんどでしょう。そうした体を温めるアイテムの1つとしてユニクロが出している【ヒートテック】をはじめとした、吸湿発熱繊維を使った発熱インナー。しかし、乾燥肌の人、特に高齢者が発熱インナーを着る場合は注意が必要といった意見がTwitter上で話題になっています。

話題のヒートテックで乾燥肌に

このツイートをしたTKさんがいうには、【ヒートテックを使用した下着類の着用は、乾燥しやすい高齢者の肌がヒートテックの効果により水分が奪われ乾燥し、ミイラ肌(粉が吹く状態)になる】ということです。さらには、乾燥が原因で体が痒くなり、体中を掻きむしり血だらけになる高齢者もいるという。

ヒートテックの効果とは

ヒートテックとは、2003年にユニクロと東レが共同開発した吸湿発熱繊維を使ったインナーで【体から発するエネルギーを熱に変換することで、生地が発熱する】仕組みになっています。いわゆる、皮膚の水分を吸って生地が暖かくなるということなのですが、TKさんが最後に訴えた「ヒートテックを着るなら、綿の下着を1枚着た上に着てね!」については、ヒートテックの下に下着を着てしまうとヒートテック本来の力が発揮できない可能性があるため、効果を期待するのであれば他の手を考える必要があります。

ただ、乾燥して痒くなるリスクがある高齢者の場合は、ヒートテックのような吸湿発熱繊維を使った発熱インナーは避けた方が無難かもしれませんね。

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