熱中症で60代女性死亡 エアコンなし扇風機のみ 羽生市

2019年8月7日夜、埼玉県羽生市の自宅で64歳女性が熱中症で倒れ死亡したと、埼玉県が8日に発表しました。

窓が締め切られ室温が約30℃

7日午後8時55分ごろ、同居の家族が女性が居間で倒れているの発見し、意識と呼吸がなかったため110番通報をしました。その後、女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

女性が倒れていた室内にはエアコンが設置されておらず、窓は閉め切った状態で扇風機がついており、室温が約30℃だったということです。

4月下旬の調査開始以来、埼玉県内での熱中症の疑いによる死者は10人目となりました。また、熱中症による救急搬送者数が7日で184人、8日午後3時時点で81人でした。