ここ最近、第二の足として利用されることが多くなってきた【電動アシスト自転車】。しかし、電動アシスト自転車による交通事故は年々増加しており、死亡者の約9割が高齢者となっています。そんな中、高齢者向けに設計された電動アシスト自転車が続々と販売・開発されています。
高齢者の安全を重視した自転車
電動アシスト自転車を扱う会社の中で、Panasonicの電動アシスト自転車は、通常26センチ程あるタイヤの大きさを20センチにし、前に進む力を小さく済むように設計。重さも一般の電動アシスト自転車よりも約7キロ軽く、足のまたぎがしやすいようフレームを低くし、高齢者が乗りやすい自転車になっているのが特徴です。
そして、独自の技術を生かし、高齢者向けの電動アシスト自転車を開発しているベンチャー企業も登場。開発された電動アシスト自転車は、前輪を2輪にした自転車になっています。
車輪を3輪(前2輪・後1輪)にしたことで、安定性が向上し、カーブでもスムーズに曲がることができます。また、世界11か国で特許を取得している【シンクロシステム】という技術を採用し、前輪が段差に乗り上げるときなどに起こる衝撃を緩和します。値段は40万円と高めですが、販売価格を下げるよう改良を加え、来年の春以降に発売したいということです。