高齢女性から450万円を詐取 出し子の76歳女を逮捕

今年4月、東京・新宿区に住む80代の女性の銀行口座から現金約450万円を不正に引き出したとして、長野市の76歳の女が逮捕されました。

出し子役をやっていた

逮捕されたのは、長野市の元スナック経営者・本藤絹子容疑者(76)です。今年4月、本藤容疑者は仲間と共謀し、東京・新宿区に住む80代の女性の銀行口座の暗証番号を聞き出し、現金約450万円を自分の口座に送金して引き出すなどをした疑いが持たれています。

警察によりますと、本藤容疑者は詐欺グループの【出し子:現金引き出し】役とみられ、詐欺仲間がインターネットを通じて被害女性の口座から本藤容疑者の口座に現金を移し替えたということです。

本藤容疑者は取り調べに対し「知らない男に指示された」と容疑を否認。本藤容疑者は、女性の別の口座から約2,100万円を引き出していたことから、警察は余罪についても調べを進めています。