今年の1月から10月までに、東京都内で発生した特殊詐欺による被害総額が「70億円」を超え、過去最悪のペースで増加していることが分かりました。
◇ 過去の記録を2億円上回り、過去最悪を更新
2018年1月から10月までの10か月間、東京都内で発生した特殊詐欺の被害総額が、2013年に記録した68億9954万円を約2億円を上回り「70億8069万円」だったことが分かり過去最悪を記録しました。
◇ 被害の半数以上が「オレオレ詐欺」
警視庁によりますと、3268件の被害が確認されており、その半数以上(1781件)が親族などを名乗っての「オレオレ詐欺」だったことが分かりました。また、オレオレ詐欺の被害額だけで「45億円」ほどあり、警視庁は、家族間だけで通用する合言葉を決めたりと、被害を未然に防ぐよう呼びかけています。