特殊詐欺の被害を食い止めるべく、神奈川県警は「特殊詐欺の防止音声」が流れる自動販売機を導入しました。
◇ 時間帯で音声が変わる
全国的に特殊詐欺被害は減少傾向にありますが、依然として1日約1億円の被害が出ている状況です。
神奈川県警は、「特殊詐欺の防止音声」が流れる飲料水の自動販売機を導入しました。自動販売機に現金を投入すると「午後も無理しないでくださいね。他人にキャッシュカードを渡したらダメですよ」という音声が流れるようになっています。また、被害が多発する金融機関の営業時間帯は「特殊詐欺の注意喚起の音声」、朝や夕方は「車の安全運転の音声」と時間帯で音声が変わる仕組みになっています。
今後、特殊詐欺や交通事故の被害を減らすために、設置場所を増やしていくということです。