吉野家は、2018年11月17日(土)にオープンする新店「ビエラ岸辺健都店」で、噛む力やのみ込む力が衰えた高齢者らに向けた「食べやすい牛丼」などを販売することを発表しました。
◇ 元々は病院や介護施設向けに開発されたもの
吉野家は「いつまでも、牛丼(肉)を召し上がって欲しい」という考えから、病院や介護施設用に開発していたもので、店舗での販売は初のお披露目となります。
◇ 牛丼・豚丼・ウナギの蒲焼きの3品を提供
今回提供する品は、「牛丼」「豚丼」「ウナギの蒲焼き」の3品です。具材を細かく切り、噛みやすくした「やわらか」と、舌でもすり潰せるまでに刻んだ「きざみ」の2種類の食事形態から選べます。ご飯についても「白米」「おかゆ」と2種類から選べます。
全体の塩分量ついては、1食約1グラムに抑えており、塩分制限がされている高齢者の方でも気軽に食べることが出来ます。
また、400~890円(税込み)で持ち帰ることができるため、施設に来場できない方でも、訪問介護(ヘルパー)の利用や家族に買ってきてもらうことで、自宅でも食べることができます。
◇ 予防医療・健康などをテーマにした商業複合施設
今月17日にオープンするビエラ岸辺健都店のコンセプトは、「予防医療・健康づくりの推進」「地域医療連携・地域包括ケアシステムの構築に対する連携協力」です。
そのため、施設内には、「クリニック(内科・消化器内科・皮膚科・眼科・心療内科・整形外科・小児科・内視鏡科)」「24時間調剤薬局」「健診センター」「ディサービス」など包括的に医療・健康に特化したサービスが受けられるのが特徴です。また他にも、温泉施設、ホテル、保育園、フィットネスクラブ、物販、飲食街などあります。