2019年3月12日、群馬県渋川市と伊香保温泉旅館協同組合は、大規模な災害が起きた際に、避難所で過ごすことが困難な高齢者などに、温泉旅館で受け入れようと「災害時における宿泊施設等の提供に関する協定」を結びました。
◇ 受入は、概ね7日以内、費用は市が負担
災害救助法が適用された自然災害が発生し、指定の避難所に避難した人の中で、温泉旅館へ避難場所に移ることができる対象者は「高齢者・障がい者・乳幼児・妊婦」といった「要配慮者」です。渋川市の協力要請に基づいて、加盟する46の旅館が対応できる範囲で、「宿泊場所」「寝具」「入浴施設」「食事」などを提供することになっています。
また、温泉旅館が受け入れる日数は概ね「7日以内」とし、費用については渋川市が負担します。