高齢者の生活保護 8月時点で過去最多【厚労省】

厚生労働省は11月7日に、全国で生活保護を受けている65歳以上の高齢者世帯が、8月時点で「88万1342世帯」いることを発表しました。前月比では551世帯増加しています。

そのうち1人暮らしの単身世帯は、80万4000世帯で過去最多を更新。超高齢化社会が進むにつれて、生活に困窮する単身の高齢者はますます増えていくと予想されています。

◇ 全体の生活保護受給世帯は2か月連続で増加している

生活保護を受給している世帯は、8月時点で163万8599世帯に増え、2か月連続増加していることが分かりました。

一時的な保護停止を除く、生活保護受給世帯の内訳については・・・

● 高齢者(全体)・・・88万1342世帯
● 高齢者(単身世帯)・・・80万4000世帯
● 障がい者・傷病者(高齢者以外)・・・41万2621万世帯
※その他・母子(高齢者以外)・・・33万5799世帯

ちなみに、受給者については「209万8594人」で前月(7月)より379人減っていることが分かっています。