2019年3月8日、埼玉県さいたま市見沼区に住む83歳の高齢女性から金融職員などを名乗りキャッシュカードを騙し取ろうとした疑いで、詐欺未遂の容疑で26歳の男を現行犯逮捕しました。
◇「営業の飛び込みに行っただけ」と容疑を否認
詐欺未遂の容疑で現行犯逮捕されたのは、群馬県太田市浜町、自称・土木作業員の男(26)です。
今月6日午後2時ごろ、逮捕された男は氏名不詳者と共謀し、埼玉県さいたま市見沼区の高齢女性(83)の自宅に金融機関の職員や区役所の職員を名乗り・・・
・「還付金があります」
・「手続きにはキャッシュカードが必要です」
・「お使いのカードは古いので、新しいカードと交換します」
・「これから新しいカードを届けに行きます」
などと嘘の電話をかけ、女性からキャッシュカードを騙し取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は同居する長男(55)に連絡したことで被害に気づき、長男が110番通報をしました。通報を受けて警戒中の警察官が男を現行犯逮捕しました。
男は取り調べに対して「下水道の営業の飛び込みに行っただけ。全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。