高血圧の薬から発がん物質 ファイザーが自主回収

製薬会社大手のファイザーは、高血圧症の治療薬に発がんの恐れがある物質が混入していたとして、約76万4,000錠を自主回収することを発表しました。

◇ 回収対象は、アムバロ配合錠「ファイザー」

回収対象となったアムバロ配合錠「ファイザー」の去年12月3日から先月1月23日にかけて出荷され、使用期限が「2012年4月から7月」までの製品です。

これまでに、健康被害は出ていないですが、ファイザーは自身の判断で服用を中止すると症状が悪化する可能性があるため、必ず主治医などに相談してほしいと呼び掛けています。