【高齢者レク・脳トレ】座ってできるレクリエーション7選

レクリエーションや脳トレといった類のゲームはたくさんあると思いますが、高齢者というカテゴリーになると、病状の問題で体が激しく動かせない人や、車いすを使用している人もいるため介護者は状況に応じたゲームを提供しなければなりません。そこで、ここでの記事では、立って動くことが難しい高齢者や、車いすを利用している高齢者に向けたレクリエーションを紹介したいと思います。

【声レク・脳トレ】日本語と英語の変換発声ゲーム

このゲームは、発声トレーニングや脳トレとして介護施設ではよく行われます。YouTubeに参考動画がありますので、ご覧ください。

動画の様に、介助者が「赤」や「青」と言ったら、参加者は「レッド(Red)」「ブルー(blue)」と発します。この例えは一例で、果物や物、動物などに例えて出題数や出題傾向を変えるとより楽しく行うことが出来ます。

注意点として、一拍空けて、テンポよく、リズムよく答えてもらってください。それがこのゲームのミソです。

このゲームは私もよく介護施設でやっていましたが、かなり盛り上がりますので物凄くオススメです。

【チーム戦】じゃんけんリレー

複数人いると楽しめるゲームの1つが【じゃんけんリレー】です。2チームに分かれて、縦一列に並んで座ります(両チーム向かい合う様に)。先頭の方がバトンを持ち、隣の人とじゃんけんをし、隣の人が勝てばバトンをもらいます。それを繰り返し、最後の人が相手チームより先にバトンを受け取れば勝ちとなります。参考動画は下記のとおりです。

動画では、新聞紙で作った輪ですが、持ちやすい物や渡しやすい物なら何でもよいです。また、人数が少ないようでしたら、最後の人から折り返して先頭の人に戻ったらゴールという形でも良いと思います。

● このゲームの注意点・・・

チーム対抗戦は白熱しすぎる傾向にあります。もし、あいこや負けが続き、前になかなか進まないと、勝負に熱い高齢者の方がチーム内にいると、厳しいヤジが飛んで微妙な空気になりますので、介助者は気をつけてゲームを進行してください。

タオル渡しリレー

ルールは、参加者全員に棒を持ってもらい、開始前に先頭の人の棒にタオルをかけます。先頭の人は、棒にかかっているタオルを棒で隣の人の棒にタオルをかけて渡し、最後の人にタオルが渡れば終了です。

陣形は、輪や直列でもかまいません。また、このゲームはじゃんけんリレーのようにチーム戦にもできるので状況に応じて試してみてください。

私がディサービスで良くやっていたのは、タイムトライアルにして曜日対抗にしてました。ご参考までに。

ボール回しゲーム

まず、椅子を円にして座ります。ただし、座る向きは相手の背中が見える状態で座ってもらいます。次に、ボールを受け取るために手を頭の上に上げて待機し、後ろからボールを受け取ったら、前の人頭の上にある手にボールを渡します。それを繰り返していくゲームです。

腕を高く上げられない人は、横向きに円になり、手をスライドしてボールを受け取っても構いません。YouTubeに参考動画がありますので、ご覧ください。

動画内では、リレーのバトンを受け取るようにしていますが、後ろに手を回すのが辛くない人や、車いすの人がいない場合は動画のようなやり方でも問題ないと思います。

ビーチボールで玉入れ

このゲームで必要な物は【ビーチボール・大きめのタライ】です。まず、円形になりタライを円の中心に置き、参加者はタライめがけて、ビーチボールを足で蹴り上げてタライに入れます。YouTubeに参考動画がありますので、ご覧ください。

このゲームは、ボールを蹴り上げる力の微調整や可動域などが重要になりますので足腰の運動になります。楽しみながら運動不足の解消ができるのがこのゲームの特徴です。

● このゲームの注意点・・・

張り切りすぎて椅子からずり落ちてしまうことがあるので、介助者の方は注意しながらゲームを進行してください。ひじ掛けの椅子でやると安全性が増します。

【脳トレ】ホワイトボードを使った連想ゲーム

連想ゲームのルールは、まずホワイトボードに連想された言葉を書く人を決めます。書く人は介助者でもいいですし、参加者から選出しても構いません。

次に連想するお題を決めます。例えば「春」をお題にし、春を連想させる物事を順番に言ってもらいます。順番がまわってきても答えられなかった人は脱落。回答権は隣の人に移り、最後まで残っていた人が優勝です。

このゲームはチーム戦もできます。チーム戦にする場合は時間を決めて、制限時間内により多くの連想ワードが書けたチームが優勝です。

【脳トレ】ホワイトボードを使ったしりとり連想ゲーム

ホワイトボードに書く人や最初のお題を決めるところまでは、上記の連想ゲームと一緒です。

しりとり連想ゲームのルールは、例えば、最初のお題が「春」とし、最初の回答者が春を連想させるキーワードを答えます。回答者が「花見」と答えたとして、次の人は「花見」を連想させるキーワードを答えていきます。この場合だと「花見」➡『お酒』と答えたら、次の人はお酒を連想させるキーワードを答えます。例えば次の人が「日本酒」と答えたら、次の人は「居酒屋」➡『○○○』といった感じにバトンタッチをしていくゲームです。

チーム戦でやる場合は、上記の連想ゲームと同様に制限時間内を決め、より多くの連想ワードが書けたチームを優勝にすると良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
高齢になると「立つのが大変」「立てるけど転倒の危険性がある」「普段は車いすでの生活」という人は多くいます。そのような状況でも適度に体を動かし楽しく参加できるレクリエーションをここでは紹介させていただきました。ただ、紹介したレクリエーションはかなり盛り上がります。

その際に注意していただきたいのは、勝ち負けにこだわる高齢者の方がいると野次などが飛び交う場合がありますので、介助者の方は十分に気をつけて進行してください。