高齢者の見守りアプリおすすめ3選 2020年

現在、わが国では世界でも類を見ない超高齢化社会に突入しており、それに伴うかのように高齢者の1人暮らしが増えています。内閣府(※)によりますと、高齢者の1人暮らしの割合は昭和55年時点では11%だったのが、平成12年で17.9%・平成27年には21.1%と増加の一途を辿っています。
こうした現状から、1人で暮らす高齢者の安否確認が出来る見守りアプリが普及しているのはご存知でしょうか。

見守りアプリとは、スマホのGPSを用いて位置情報を共有し「どこにいるのか」「何しているのか」などを確認することができる優れ物です。ここでの記事では、離れて暮らす高齢者の行動などが確認できる【見守りアプリ】について紹介したいと思います。

※引用:内閣府

見守りアプリの紹介

見守りアプリというのは、離れて暮らす高齢者の情報を得ることができる機能が備わっています。しかし、見守りアプリを使いたいと思いいざ検索すると、沢山のアプリが出てきてどれを選んでよいか迷うと思います。

見守りアプリで重要な機能が【GPS機能】【高齢者側が使いやすいアプリ】【行動の把握ができる】【緊急時の通知】ができるアプリがオススメです。

次に紹介するのは、今言った重要な機能がついている【見守りアプリ】を3つ紹介していきたいと思います。

見守りアプリ:みまもりホン2

【みまもりホン2】のアプリの特徴は・①自動でGPS通知を行う・②簡単電話とワンタッチ電話帳・③スマホの「動き」で異変を判断といった機能が備わっています。これらをもう少し掘り下げて見ていきたいと思います。

動作監視

・ みまもりホン2が監視を始めるとセンサーによって動きとして監視します。動かないとアラームが作動し反応がない場合は注意メールを家族に送信します。送った後に動きがあれば再動作通知を送り、通常監視状態に戻る仕組みになっています。

緊急メール装置

・【緊急】と書かれているボタンを長押しすると予め登録しているアドレスに緊急メールとして送信されます。病院で言うところの【ナースコール】です。アドレスは10件まで登録ができます。

クラウド機能(GPS情報)

・高齢者側から【GPS情報】【運動量】【バッテリーの残量】などの情報を自動にクラウドに送られ、家族側と共有することができます。1時間ごとに同期され、どこのルートを通っているかなどGPS情報が表示され追跡することが出来ます。

見守りアプリ:ソフトバンク【みまもりサービス】

2019年12月19日にソフトバンクが開始した高齢者の見守りサービスです。このサービスは、見守りを行う家族と見守られる高齢者の双方のスマホに【みまもりサービス】というアプリをインストールすることで利用が出来ます。

このアプリいいところは、初期設定が簡単なところです。見守る側がアプリをインストールし、見守られる側のメールアドレスなどの情報を登録して、見守られる側へ招待メールを送ります。見守られる側はその通知に沿ってタップ(触れる)をするだけで設定が完了します。

完了後、操作履歴などがクラウドで登録され、家族が高齢者の日々の生活を確認することが出来ます。また、MaBeee(マビー)みまもり電池を併用することで、更に正確な見守りを可能にするため【アプリとMaBeee(マビー)みまもり電池】の併用をオススメします。ただ、サービスは無料ではなく月額480円(税抜)~、MaBeee(マビー)は税別3,190円ですのでご注意ください。

みまもりサービスの機能

  • 高齢者のスマホがロックされた時に通知。
  • 充電時された時に通知。
  • 歩行時(歩数が送信(万歩計))通知。
  • 一定期間利用がない場合は、自動で安否確認電話が発信される。
  • 高齢者から反応がない場合は、アプリから通知が来る。

MaBeee(マビー)みまもり電池との連携時の機能

  • MaBeee(マビー)みまもり電池を家電にセットすることで、家電の利用状況を確認することができます。例えば、みまもり電池取り付けた家電が作動すれば、家族に通知がいきます。
  • みまもり電池の価格:税別3,190円
  • 単三電池

http://novars.jp/

見守りアプリ:みまサポ2

【みなサポ2】は、上記2つとは少し違い「やんわりと見守る」アプリです。そのため、GPS機能で位置情報や何をしていたか等は分かりません。このアプリは「全ての行動を常に監視されるのはイヤ」という高齢者に使ってもらうのが良いと思います。

みなサポ2の機能(3段階制)

  • 第1段階:設定した時間以降になってもスマホが動かされていない場合、アプリ側から自動音声で呼び出しが行われます。
  • 第2段階:第1段階から30分間反応がない場合、見守りシェア機能(※)が作動します。
  • 第3段階:第2段階から120分間反応がない場合は、家族に安否確認を促すメールが送信されます。また、みなサポ認定、もしくは地域のサービス登録者が駆けつけサポーターとして家族の代わりに駆けつけてくれます。
  • ※見守りシェア機能とは、見守りシェア機能を利用している方に【家族に代わって利用者に声かけしてもらうよう】通知(利用選択可能)が送信されます。送信後は、登録している家族以外も見守りに加わります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
見守りサービスは日々進化を続けています。今回紹介した3つの見守りアプリは、数多くあるアプリの中でも現在人気のある見守りアプリです。文章でも各アプリの説明をしていますが、より詳しく知りたいという方は公式もしくは添付している説明動画を観ることをオススメします。