11月から徳島市で、QRコード入りの専用をシールを使った高齢者見守りシステムが開始されました。このシールは、縦2.4センチ、横5センチの「見守り安心シール」というのもので、衣服にアイロンで張り付けるタイプと、かばんなどに貼る蛍光タイプがあります。ここでの記事では、徳島市で開始した見守り安心シールの特徴と、それとは別に筆者がお勧めする徘徊防止商品についても紹介したいと思います。
見守り安心シールの仕組みとは
冒頭で軽くお伝えした通り、見守り安心シールにはQRコードがついており、迷っている高齢者を保護した人が「携帯・スマートフォン」などで、シールについているQRコードを読み取ることで、高齢者の家族に通知が届く仕組みになっています。
既往歴などの事前登録が必要
このシステムを利用するには、事前に本人の既往歴や身体的特徴、家族の連絡先や住所などの事前登録が必要となります。
また高齢者を保護した際に、インターネット専用の伝言板があるので、そこに現在の状況や保護した場所、連絡先など高齢者の家族とやり取りができることになっています。
徳島市で11月1日から無料配布
徳島市では、衣服に貼る見守り安心シール30枚と、かばんなどにつける蛍光タイプ10枚をセットにして無料で配布しています。
徳島市では、認知症症状がある65歳以上の要支援者と要介護者が約8000人いるとされており、昨年1年間で高齢者が道に迷うという事案については、7件ありました。
そういったことからも、今回のような施策を導入にし、市民全体で見守りの輪を広げるのが狙いとされています。
対象者
● 対象者
・徳島市内在住の65歳以上高齢者。
・認知症と診断され、外出して行方が分からなくなる高齢者。
徘徊防止商品の紹介
QRコード付きのシールを読み取ることで、高齢者の家族と連絡が取れるなどといった便利な機能が搭載されています。しかし、あくまで保護された場合に限りますですので、保護されなければこの機能は生かされません。
そのため、効率よく見つけ出すという意味では、GPS機能付きのアイテムが有効です。そんな中でもこちらの商品はお勧めです。
購入版
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レンタル版
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この商品の特徴は、まず家族が設定した指定エリアから高齢者が出てしまった場合、予め登録していた端末にメッセージが通知される機能がついてます。そのため、いつ徘徊してしまったのかが直ぐに分かります。
次に、GPS端末を高齢者がよく身につける持ち物につけておくことで、万が一徘徊してしまった場合でも、高齢者の居場所が「PC・スマートフォン」から確認することが出来ます。
購入となると、少し料金は高いですが、指定エリアから出てしまった時に通知される機能はとても優秀です。やはり、徘徊している時間が長ければ長いほど、高齢者の危険度は増しますので、早期発見をするという意味でも、とても便利な商品といえます。
最初は、レンタル版を利用し、使い勝手が良いと感じた際に、購入されるのも有りだと思います。