季節は秋ですが、だんだんと気温も下がり、もう冬の訪れを感じてきました。寒い冬を乗り越えるためには、防寒対策をしなければなりません。ただ、冬本番になってから防寒グッズを探し始めても【欲しい防寒具が売り切れ・サイズが合わない・色がない】などといったことはよくあります。そのため、防寒対策は冬に入ってからではなく、秋の時点で備えておくのがベストです。
防寒対策グッズの中に、防寒マスクがあるのをご存知でしょうか。不織布マスクのようにウィルスから身を守る機能としては乏しいですが、防寒マスクを付けることで喉や肺を冷気から守ってくれます。特に高齢になると呼吸器が弱ってくるので、冬の冷気は呼吸器に悪影響を与えます。また、防寒マスクをすることで口腔内の乾燥を防ぎ、感染予防にもつながります。
ここでは、防寒対策や口腔内の乾燥対策もしてくれる高齢者におすすめな防寒マスクを3つ紹介したいと思います。
目次
防寒マスクを選ぶポイント 3つ
様々な種類がある防寒マスクを、何を基準にして選べばよいのか分からない人もいるはずです。そこで、ここでは防寒マスクを選ぶポイントを3つ紹介します。下記のポイントを参考に防寒マスク選びをしてみてください。
耳が覆われているマスクを選ぶ
冬の時期は、耳が冷えて痛くなりやすくなります。痛くなる原因は、寒さによって収縮した血管を、体の防御反応で血管拡張をし血流量を増やそうとします。その体の防御反応の結果で、耳が痛くなります。
つまり、体の防御反応が起きないよう、耳を十分に温めておけば良いということです。耳が冷えて痛くなるのが嫌という方は、耳も覆えるマスクを選ぶのがおすすめです。
紐を使わないでつけるマスクを選ぶ
通常のマスクでも紐が耳裏に食い込んで痛みを感じたり、かぶれたりすることがあるように、人によっては防寒マスクでも同じようなことが起きます。
特に冬の寒さでは耳が冷たくなるため、些細な刺激でも強く感じやすくなります。そういったことを避けたい方は、紐を使わずに装着できるマスクがおすすめです。
通気性がよいマスクを選ぶ
防寒マスクは、普通のマスクより保温力を高めるために分厚くなり、息がし難いのではと心配になる方もいらっしゃると思います。
しかし、保温性も高く、なおかつ、通気性の良いマスクもあります。素材のおすすめは保温性と肌触りだけで見れば絹ですが、高価でなかなか手に入りにくいことと、お手入れが大変なことを考えると、綿素材が良いです。特に、オーガニックコットンと言われる綿素材がおすすめです。
ただ、綿100%はほとんどなく、綿+ポリエステルと併用されているマスクが多いのが現状です。綿と他の素材が併用しているマスクの場合は、マスクの裏地(皮膚が当たる部分)がなるべく綿で覆われている物を選ぶと良いでしょう。
耳当て付き防寒マスク 男女兼用 イヤーマフ
耳当て付き防寒マスクは、サイズフリーで下記の6色から選べます。
・ブラック
・グレー
・ピンク
・コーヒー
・バラ色
・ワインレッド
この防寒マスクは、口元だけではなく耳当てとしての機能も備わっており、裏地は裏起毛なので肌ざわりが良く、長時間マスクを付けても違和感はありません。
装着方法は、紐ではなくマジックテープで後頭部で止めるタイプなので、耳かけタイプのマスクが苦手という人にはとてもおすすめのマスクになっています。
一体型耳あて付きマスク 男女兼用
一体型耳あて付きマスクは、立体製法によって顔にフィットしやすい作りになっています。マスクの装着は耳かけではなく、後頭部で付属のプラスチックの留め具に紐をつけるタイプになっています。
このマスクの素材は、ポリエステル+綿で肌ざわりが良く、伸縮性があります。さらに、口元を覆う部分は通気性を考慮しつつ、外気を遮り体温の暖かさを保つ作りになっているため、これから迎える冬には持って来いと言えるでしょう。
このマスクの種類は絵柄入りと無地の2種類と、色はブラック・ブラウン・ピンクの3つから選ぶことができます。シンプルに使いたい人向けと、おしゃれを楽しんで使いたい人向けに配慮したマスクになっています。
ふわふわフェイスウォーマー
ふわふわフェイスウォーマーは、目の下から首まで守る防寒マスクになっています。この商品のポイントは3つあります。
1:息苦しさを軽減するために、鼻下に小さな呼吸穴があります。
2:状況に合わせてネックウォーマー単体としても使えます。
3:マイクロボアで肌触りが良く、毛布のような暖かさがあります。
装着方法は、ゴム製の紐を耳に装着し、後頭部あたりでマジックテープで止めて使います。2段構成になっていますが、2か所で止めることで動いていてもズレにくくなっています。ただ、耳に装着する紐はゴム製ではありますが、耳かけが苦手という方は慎重に購入の検討をしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。あと一ヶ月もすれば冬がやってきます。そうなると、口元のケアが重要になると思います。今では、コロナ渦の影響でマスクが必需品となっていますが、不織布マスクや夏で使用していたマスクでは保温力は乏しく、耳や頬の保温はできません。本記事で紹介したマスクは、口腔内や耳などの保温ができるものになっています。高齢者の方ですと、保温力のある防寒マスクをすることで口腔内の乾燥を防げるため、口腔内の雑菌の繁殖やウィルスの活性化を防ぐこともできます。
この記事で紹介している購入のポイントや商品を参考に、これから来る寒い冬を乗り切ってもらえたらと思います。