昨今、高齢ドライバーの事故で【踏み間違い】による事故以外で、落事故も多く起きているのはご存知でしょうか。ここでの記事では、2019年3月・4月に発生した高齢ドライバーの転落事故5選を紹介したいと思います。
2019年3月4日正午前、北海道石狩市新港東4丁目の東埠頭で、75歳女性が運転する車が海に転落する事故がありました。その後、女性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、女性が海に落ちた場所は、港の管理組合によって立ち入りが禁止されていた場所で、女性は立ち入り禁止区域から出ようとした際に、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとしています。女性の車は、近くの車や人にぶつかった後に海に落ちたということです。
2019年3月18日午後1時前、鹿児島県南さつま市にある川に、89歳男性が運転する車が転落する事故がありました。
警察によりますと、住民が川の方で「ドン」という音が聞えて確認すると、車が川に転落していたということです。道路から川までの高さは5メートルほどでした。
この事故で、89歳の男性は死亡したということです。
2019年4月2日午後3時ごろ、山梨県都留市の国道にかかる佐伯橋から70代男性が運転する車が川に転落しました。
橋から川までは約20メートル（およそ7階建ての高さに相当）あり、川の水深は約20センチほどあり、車は転落後横転して止まったということです。
この事故で、70代の男性は意識不明の重体です。
2019年4月2日午前10時半ごろ、福岡県北九州市の谷間に、79歳男性が運転する車が転落しました。地上から谷間までの高さは約8メートル（およそ3階建ての高さに相当）あったということです。転落した男性にケガはありませんでした。
転落した男性の話によると、空き地で車をUターンさせようとしたところ、アクセルとブレーキを踏み間違えたということです。
2019年4月9日午後2時半前、鹿児島県鹿児島市で70歳男性が運転する車が川沿いの柵を突き破り、約10メートル下の川に転落する事故がありました。この事故で、運転手の男性は意識不明の重体で病院に搬送されました。
警察によりますと、男性が運転する車はスーパーの駐車場から市道を突っ切り、川沿いの柵を突き破り、約10メートル（およそ3階建ての高さに相当）下の川に転落したということです。