問題点の深堀を始める前に、この問題がどういったものなのか、まずは高齢化問題という言葉について説明しようと思います。
高齢化問題は主に3つの問題があります。
その一つ一つをまず簡単に解説していきます。
高齢化社会というのは、65歳以上の人口が増大している事です。
主に老年人口が7%以上の社会が高齢化社会と呼ばれており、全世界での平均は2015年(平成27年)時に8.3%となっています。
これは世界的に見て高齢化社会が進んでいるというデータとなります。
高齢社会というのは、65歳以上の老年人口が14%~21%までの社会の事を言います。
2015年(平成27年)世界の先進地域では高齢化率17.6%という数字を出しており、これに当てはまる国は幾つもあります。
超高齢社会というのは、65歳以上の老年人口が21%~までの社会の事を言います。
ちなみに日本の高齢化率は2015年(平成27年)で26.7%となっており、この超高齢社会に当てはまることになります。
この数字は4人に1人は65歳以上という結果になります。
日本は高齢社会の中でも超と言われるほどの高齢社会で、現在この数字が問題とされています。
高齢化社会は主に社会福祉制度が発達した国に多く、その負担に応じる為、またそれらが子孫繁栄より優先される事により、少子化が進行し高齢化が進むといった場合が多いです。
これらの流れから少子高齢化と言われる事も多いのです。
高齢化対策、少子化対策、この二つを同時に行うのはとてつもない急務となり、対策は追いつかず国や政府だけで解決出来る問題ではありません。
高齢社会を含む基礎知識、対策、現状の問題点やニュースをこれから解説していこうと思います。
これからの高齢化に興味を持っていただけたらと思います。